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哩「京太郎、そこに正座たい!」 京太郎「えっ、あっ、はい」 姫子「今日は雑用せんでよかと言ったはずちゃ」 京太郎「嫌でも、俺がしないと…」 哩「そげんなこと誰も聞いとらん!だいたい京太郎は…」 煌「あれは何があったんですか?」 美子「京太郎がまた買い出しとかをすませたみたい」 煌「ああ、それでですか」 仁美「なんもかんも京太郎が悪い」 美子「そげんな事もないと…」 仁美「あると。駄目ちゃ言われとる事をやるのは悪い」 美子「そうやけど…」 哩「聞いとるんか京太郎」 京太郎「き、聞いてますよ!」 姫子「部長、やっぱり一回縛っとかんとあかんとですよ」 哩「そやね…」 京太郎「ちょ、そ、それだけ勘弁してください!!」 仁美「……なんもかんもリア充が悪い」 カン!
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361979886/ クールシーメーマスがーこーとーしーもーやーぁーてーくーるー 京太郎「ふぁあーぁ、ねみぃ」 咲「もう、京ちゃんまた夜更かししてネトマ?」 京太郎「あー、最近めっちゃ強い人とよく当たって楽しいからさ」 咲「もう、体に良くないよ」 京太郎「わりーわりー……ぉ、おはようタコス」 優希「タコスいうな!タコスに失礼だじょ!」 京太郎「そっちかよ!」 優希「とうぜんだじぇ。タコスは唯一にして至高、この優希様が劣るただ一つの存在だじぇ」 京太郎「まーたしかにお前よりタコスの方が有用性はありそうだな」 優希「んだとこらー!」 和「配牌その辺にしなさいゆーき。須賀くんも」 京太郎「あ、わりー。おはよう和」 和「うん、よろしい」 そして、放課後 久「というわけでー、明日は麻雀部員でクリスマスイブPTを行うわよ!」ドン☆ 優希「ひゅーひゅー!」 まこ「久々に部室きたと思ったらそれか、やれやれ」 京太郎「まぁいいじゃないですか」 久「その後は須賀くんちに雪崩れ込んでそのままクリスマス当日クリスマス会に突入ね」 優希「いぇーい!」 京太郎「えっ」 まこ「おい、京太郎にも予定があるじゃろーて、それは強引すぎじゃ」 久「え、京太郎くん、クリスマスに何か予定あるの?」ニヤニヤ 優希「ふん、犬にんなごーかなイベントあるわけないじぇ」 京太郎「おめーはうるせーよ!……いや、まぁ、一応」 咲「えっ」 優希「」 和(へー、意外……でもないですね、須賀くんなら) まこ「誰だ今の」 久「え、まじで?言っちゃ悪いけど想定外だわ」 京太郎「し、失礼な」 久「ごめんごめん、で、なんの予定なのー?」 京太郎「ぁー、黙秘権を行使させていただきます」 優希「いぬにんなもんないじょー」うがーっ 和「落ち着いてゆーき」 咲「」パクパク 京太郎(流石に龍門渕にパーティー誘われてるとは言えねーよな) そして12.24 久「それじゃあみんな、メリークリスマース!!」 「かんぱーい!」 京太郎(ま、ただのジュースだけどな)ゴクリ 久「さてさて早速本題に!全員プレゼント持ってきたわよねー?」 優希「あるじぇ!」立ち込めらタコス臭 咲「はい!」たちこめるはなのかほり 和「もちろん」たちこめるはいのかほり まこ「うむ!」たちこめるかいそうのかほり 久「プレゼント交換会、やるわよー!!」 京太郎「おー……ふむ」 プレゼント、ときき 俺こと須賀京太郎は実はすでにプレゼントを四つ、用意してある 一つはこのプレゼント交換会の景品 一つは龍門渕での交換会の景品 一つはよくしてもらった、龍門渕の皆さんに 最後に、衣さんに 京太郎「さて、俺が用意したのは誰が当たるかな?」 京太郎「俺のは咲のか、なんというか、もう予想ついたな」 咲「ふーんだ。多分予想とは違うよー」 京太郎「どれどれ、お」 咲のプレゼントは、仄かな甘い香りのする、花の髪飾りだった……って!! 京太郎「俺つけらんねーじゃん!!」 咲「そんなことないよー」いそいそ 京太郎「ちょ、ま!」じたばた 京太郎「」 和「ぷっ……に、にあってますよ、すがくくく…!」 優希「だーぁっははははは!きょ、きょ、京華ちゃん!」 まこ「お前ら……」 久「は、はひ、はひ、おなかよじれる!」バンバン 京太郎「さぁーきぃー」 咲「えへへ、どうかな、京ちゃん」にっこり 京太郎「う、うれしいよー」 咲「えへへ!ありがと!」 (あ、これは笑っちゃいけませんわ) 久「あー、わらった、さて私のは……おぉ、素敵なハンカチね」 京太郎「あ、俺のですね」 久「!?」 まこ「おお、値の張りそうなシルクじゃな」 和「へぇ、須賀くんセンスあるんですね」 優希「犬にしちゃいいチョイスだじぇ」 咲「うん、これかわいいよ!」 久「えへへ……うれしいかも」 京太郎「ま、まぁよろこんでもらえたなら」 ー 京太郎「おれは!よろこばれたいぃぃぃぃ!」ゴッ 店員「ふぇ!?」ビクッ 京太郎「店員!女性への贈り物を考えろ!」ゴゴッ! 店員「ははははい!え、えと!は、はんかちとか!」 京太郎「案内しろ!」ゴッ ー 京太郎「きっと、店員さんも喜びますよ……ハハッ」 久「へ?」 そして、よくじつ 龍門渕麻雀部室 京太郎「ちわーっす」ガチャ 衣「きょうたろー!」ピョンッ! 京太郎「おー!衣さん一週間ぶりですねー!」ギュッぐるぐるー 衣「おーーまわるーーー」くるくる 透華「あぁ!衣を!衣をまわさないで!」 智紀「衣をまわす、ゴクリ」 一「OUT」 純「言っていいことと悪いことがあるぞ」 智紀「ごめんなさい」 透華「や、やっとおろしてくれた」ゼエゼェ 衣「くるくる楽しかったぞ!」 京太郎「あー疲れた」 透華「全く……改めまして、京太郎くん。ようこそ、我らが龍門渕麻雀部のクリスマスパーティーへー!!」ドン☆ 京太郎「お、この飾り付けも衣さんが?」 衣「そうだぞ!」えっへん 透華「……クスン」 透華「さあのめやうたえ!宴ですわ!」ドン!! 純「カラオケまで借りてきやがった。七人しかいないのに」 一「ハギヨシの!すごい美声聞いてみたい!」 ハギヨシ「ならばおみせしましょう。我が萩原家に伝わる芸術的腹式呼吸術を」ヒュゴッ! キーミノッテッデェーーーー!!!! キーリサッイッテェーーーー!!!! 京太郎(俺は下手だからやめておこう) 衣「きょうたろー!衣と一緒に歌おう!」ぴょこん 京太郎「うわ!やめて!俺歌は下手だから!」 衣「楽しく歌えばかんけーないぞ!」ピッ アンインストール 京太郎「」 京太郎「」ぐったり 衣「のどがきんきんするぞー……ケホッ」 透華「さぁ!皆様お待ちかね!プレゼント交換ですわ!!」ゴッッ! 一「まってましたー!」 純「んー、俺、あんまり自分のやつにじしんないんだよなー」 智紀「ドキドキ……」 ハギヨシ「よいしょっと」ドスン 京太郎(ハギヨシさんのなんだあれ!?) 透華「さぁ!クジをまわしてくださいまし!」 京太郎「俺のは…この凄まじくでかい箱か」 純「3メートルはあるな、すげー」 ハギヨシ「今披露しましょう」パサパサ よいしょーーー ハギヨシ「ハ○コンネン?です」 京太郎「どこに置けってんだよ!!」 ※ハ○コンネン?とは 345キロの個人兵装。なおこれはレプリカのため撃てない模様 衣「ころものはー……靴だ!」 京太郎「お、俺のだ」 衣「オー!衣の欲しかった靴だー!」キラキラ 智紀(サイズも衣にぴったりだね、衣以外に当たったらどうしてたの?) 京太郎(その時は当たった人が涙目で衣さんに見つめられます) 智紀(なるほど) 一(こいつら直接脳内に…!) 透華「さーてわたくしのはー……へ?」 純「あ、俺のだな。透華に当たっちまったかー、悪い」 透華「おおお、男物の制服セット!?しかもフリーサイズ!」 京太郎(なんか龍門渕の制服と共通点多いな) ワイワイキャッキャ ーテラス 京太郎「ふぅ……お、雪か」 京太郎「ホワイトクリスマスー……って、雪が降ってるのに月が見えるなんて、すげー」 透華「いい夜ですわね」ツカツカ 京太郎「お、透華さん」 透華「少し騒ぎすぎて疲れましたわ。体暑くて」パタパタ 京太郎「お嬢様がはしたないですよー」 透華「アラ失礼……ねぇ、京太郎くん」 京太郎「はい?」 透華「わたくし、あなたに感謝してますわ。衣を笑顔にしてくれて」 透華「清澄との戦いの後、衣は笑うことが増えましたが、それも決して多くはありませんでした」 透華「でも、京太郎くんが、言っちゃなんですけどへんな状態になったり衣と遊んだりしている内にすごくいい笑顔になって」 透華「嫉妬も少しありますけど、本当に感謝してます」 京太郎「……そのお言葉、ありがたく頂戴いたします。さて、そろそろかな?」 透華「はい?」 ウワァーーーー!スゴーーーイ! 透華「……中で声が」 京太郎「ハギヨシさん、時間どうりに持ってきてくれました」 透華「……」 テラスから部屋をみると、そこには 衣「こ、衣よりおっきーぞ!」 純「は、始めてみた」 智紀「綺麗……素敵」 一「おいしそー!」 ハギヨシ「皆様お待たせしました、私と須賀くんからのクリスマスプレゼント」 ハギヨシ「名付けて!ヘルカイザーケーキでございます!!!」 京太郎「さぁいくぞぉ!」バンッ 「「!?」」 京太郎「そのケーキをより多く食べたいなら!!!俺と!対局(デュエル)だぁ!!!」 衣「おぉう!受けて立つ!!!」ゴッ エヴォリュショーーーーーーーンン!!!! ハイテイーーーーーーー!! カチャカチャ ハギヨシ「ふぅ、後片付け滞りなく終了いたしました。申し訳ありません須賀くん。手伝わせてしまって」 京太郎「今更でしょう。一体何回ハギヨシさんの手伝いしたと思ってるんですか」 ハギヨシ「ふふふ、今の須賀くんなら龍門渕執事として、問題なく働けるでしょう」 京太郎「大げさですよ、さて」 純智「くぅ…くぅ…」 透一「すぅ…すぅ…」 ハギヨシ「四人は私が運びましょう。須賀くんは」チラッ 衣「うーん……きょう」 京太郎「……わかりましたよ。しっかりとエスコートしてきます」 ハギヨシ「レディの扱いは丁寧に。それでは、メリークリスマス」 京太郎「はい、メリークリスマス」 京太郎「よいしょっと」トサッ 衣「スゥ……」 京太郎「ぐっすり寝ちゃってら。かーわいい」 パカッ 京太郎「…衣さん、最後に俺から、プレゼントです」 スッ 京太郎「似合ってます、最高に」 京太郎「メリークリスマス」 衣「きょうたろー…むにゃ…」 チュッ カンッ!
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番外編 戒能良子を膝枕 良子「硬いですね」 京太郎「当たり前だろ。男の膝枕なんだから7」 良子「でも…悪くないです」ニコニコ 京太郎「急にどうしたんだ?慌てて帰ってきたと思ったら膝枕しろとか」 良子「…少しホラーな夢をみたんです」 京太郎「ホラー?」 良子「はい…京太郎が私の弟じゃなくて……」震えて 京太郎「…それは嫌な夢だな。でも俺はずっと義姉さんの弟だからな」 良子「そうですね…京太郎は私の大事な家族です」 良子「私は幸せ者です」 カン! 848 名前: ◆qV6dwdDny6[saga sage] 投稿日:2014/03/13(木) 12 02 31.47 ID e52DtbqcO [1/5] リクエスト 智葉「今日は良い手羽が手に入ったからな」鍋を見ていて ネリー「流石、さとはだよー」 明華「楽しみですね」 メガン「最後はラーメンです!」 京太郎「いやいや、おじやですよ」 メガン「…おぅ、京太郎は鬼デス」 慧宇「餃子焼けましたよ?」 スタスタ… 智葉「今更だが何故餃子だ?」 ネリー「テレビでやってたから」.ニコニコ 明華「ああ、あの刑事の」 メガン「それなら私も見まシタ、バリ5.羽5.ニンニク増しデスネ」 京太郎「なんですかそのおぞましい注文は」 メガン「たかまるらしいデスヨ」ボソ… 京太郎「俺、ちょっと餃子焼いてきます」 智葉「馬鹿者」 カン!
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バレンタインデー二週間前……龍門渕邸 一「透華ー、食事の時間だよー。もうみんな食堂に集まってるんだけどー……透華ー?」(knock…knock… 透華「むー、こんなありきたりなものではなくて、もっとこう、私が贈るに相応しい高級感溢れるチョコはありませんの……?」(ブツブツ…パラパラ… 一「透華ー、いないのー……っているじゃないか。穴が開きそうなぐらい本睨んでなにして――――って、そっか、そういえばもーすぐバレンタインデーだったよねー」(ニヤニヤ 透華「はっ、一……!?あああなたっ、いつの間に私の部屋に入ってきたのですの!?」(ババッ…! 一「えー、僕ちゃんとノックしたよ?透華が気付かなかっただけじゃないかー」(ニヤニヤ 透華「うぐ……!」 一「あーぁ、バレンタインまでまだ二週間もあるっていうのに、そんなに必死にどんなチョコ贈るかで悩んじゃって……ヤレヤレ、須賀君は幸せ者だねー」 透華「うく、うぅぅ……」 一「まあ、そーいう悩みの相談は大歓迎だからさ。三人よれば文殊の知恵とか言うじゃない?僕たちにも、須賀君がびっくりするよーなチョコを作る手伝いさせてよ」 透華「一……あなた……」 一「恩人の恋路ぐらい応援してもいいでしょ、透華お嬢様?」 透華「…………一、あなたは……いいえ、あなたたちは私の友達!友達に恩人などと呼ばれる覚えはなくってよ?」 一「そりゃどーも。さ、ご飯だよご飯。急がないと衣が拗ねちゃう!」 透華「フフ、それは大変ですわね。急ぎますわよ、ついてらっしゃい、一!」 一「いや、透華を呼びに来た側なんだけどね、僕…………ま、いいけど」 『ハートを掴め勝利の鍵は完全手作りチョコレート・知られざる執事の苦悩』 そして、龍門渕での過酷なチョコ作りの日々が始まった…… ハギヨシ「ではお嬢様、まずはチョコを湯煎にかけて――――」 透華「湯洗……お湯の中に放り込めばよろしいのかしら?」(ドポポ 衣「鍋で煮とかした方が早いぞ、トーカ!」 透華「その手もありましたわね」 ハギヨシ「」 チョコ作りを知らない少女に一から教える…… その道のりは過酷を極めた…… ハギヨシ「で、では、次は溶かしたチョコの温度を下げてテンパリングに――――」 一「アチチ、もう少しパパっと温度冷まさないとダメなのかな?」 智紀「そんなこともあろうかと、扇風機と氷を用意しておいた……」 透華「さすがですわっ、智紀!」(バッシャー ハギヨシ「」 度重なる失敗を経て…… しかし、作業は進む…… ハギヨシ「そ、それでは次に飾り付けようのクーベルチョコの作製に入ります。まず人肌まで温めたシロップと水飴を混ぜたものに、先程テンパリングしたチョコを投入して練り合わせて――――」 衣「弾けて……混ざれぇ!」(バッシャー ハギヨシ「」 倒れても倒れても、その度に製作陣は立ち上がり…… ハギヨシ「仕上げに入ります。一日冷蔵庫で寝かせておいたものを」 透華「み、見当たりませんわよ?」 ハギヨシ「え?」 純「……ワリ、そこに入れてあったチョコ、食ったら不味かった?ちょびっと摘まむつもりが、めちゃくちゃ旨くてついさー」 透華「」 ハギヨシ「……お嬢様、さ、もう一度最初から頑張りましょう」 透華「あ、ありえませんわーーーー!?」 そんなこんなでバレンタインデーは刻一刻と近付いてきていた…… バレンタイン二日前……須賀家 京太郎「はあ、人数あわせに卓に入って打つ……それってアルバイトですか?」 ヒロ『ま、そんなとこだね。原田さんのとこの連中とこっち側、四四で打つって話になったんだけど、天さんの奥さん……二人目の方だけど、その人が急に産気づいちゃったらしくて……』 京太郎「いま、すごく変なこと聞いた気がするけどスルーして話進めると、俺が天さんの穴埋めで参加すればいいんですね」 ヒロ『うん。赤木さん、僕、京太郎君、それに岸辺さんっていう人を合わせて丁度四人。どうかな?バイト代は弾むけど……』 京太郎「……そんなの参加するに決まってるじゃないですか!」 ヒロ『はは、よかった。これで断られたら、本当に人数が足りなくなるところだったんだ。でも大丈夫?明日はバレンタインデーだけど、誰かと約束してたりしない?』 京太郎(あ、そういえば明日17時に龍門渕近くの公園に来てください、って透華さんからメール来てたな……) 京太郎「えーっと、その勝負ってどのくらいの時間やるんですか?」 ヒロ『うーん、まあさすがに明後日の夜までやることはないと思うけど……』 京太郎「そうですか…………じゃあ大丈夫です!」 ヒロ『わかった、それじゃあ明日の朝、京太郎君の家に迎えにいくから』 京太郎「はい!どこまで役に立てるかわっかんねーけど、俺なりに精一杯頑張ります!」 ヒロ『フフ、僕も赤木さんもその辺の心配はしてないよ……それじゃあ、おやすみ』 京太郎「あ、ヒロさんもおやすみなさい!」 京太郎「――――さー、明日は忙しくなりそうだぜ。俺、頑張ってくるからな、カーたん!」 カーたん「ぐー……(本当に行っても大丈夫?)」 京太郎「大丈夫、大丈夫!約束の時間までには終わる、ってヒロさんも言ってたし。さー、今日はさっさと風呂に入って寝ないとなー」 カーたん「クワー(知ーらないっと)」 ――――バレンタインデー当日 公園……15時22分 透華「フ、フッフ……私としたことが、少し早く着いてしまいましたわ。ま、まあ遅刻するよりは断然マシですし?むしろこれはレディーとして当たり前の行動という奴です!」(ドヤァ 透華「………………京太郎、早く来ないかしら」(ソワソワ 15時51分……とある料亭。 梅田「……悪いなぁ、兄ちゃん。それ当たりや。ロン!裏三枚で倍満や!」 京太郎「ぐ……!?」 大正「これでお互いの勝ち数が並んだの。サドンデス突入で決着は次の半荘に持ち越しや」 岸辺「あ、あんま気に病むなよ。片側の死んだバッタ待ちを見逃すなんて考えねえんだから……」 京太郎「………いえ、これは俺の不注意です。裏ドラを乗せる……そんな当たり前のことを失念していたから……」 岸辺「裏ドラを乗せる…………あぁっ!?ってことは、奴ら……!」(ざわ… 大正「……フフ、さてなんのことやら」 梅田「たまたまや、たまたま」 赤木「……ククッ、ケチな真似しやがる」 ヒロ「状況的に考えられたことですが……これは、痛い」 原田「……チッ、アホどもが」 赤木「どうした原田よ……これでお前の側にも勝ちの目が見えたんだぜ?」 原田「アホか。上客を楽しませるために中継しとる対局でサマなんぞやられて喜べるかっ」 ヒロ「学生だと侮った京太郎君に勝たれたら、あの人たちも今後、しのぎがやりにくくなる……だから」 赤木「――――ま、心配あんめえ。奴らだって次の半荘でサマを続けたらどうなるかぐれえ理解してるだろうし」 ヒロ「……次の半荘が正念場ですね」 原田「少し待ってろ……さっきの和了を不満に思ってる客たちを落ち着かせてくる。再開は十分後や」 京太郎(十分したら再開か。いま何時…………ヤベ、約束の時間まであと二時間ねえぞ) 京太郎「…………クソッ」(ギリッ… 大正「悪く思うなよ……こっちにも面子っちゅうもんがあるんや」 岸辺「ヘッ、学生相手にサマ使ったとこで丸潰れになってるよ」 梅田「安心せえ……次は最初から本気や。サマなんぞ使わずに、お前らまとめて叩き潰したる」 岸辺「んだと、てめえら虫のいいことばっか言いやがって……!」 京太郎(あまり時間をかけるわけにはいかないし……。ここは……あんまりやりたくないけど……) 京太郎「――――岸辺さん、言わせたいことを言わせておいてあげましょうよ。どうせ……次の半荘、勝つのは俺たちなんだから」(ニヤリ… 岸辺「お、おう……」 梅田「…………このガキ」 大正「あんまり調子に乗ってんなよ……」 京太郎「フフッ……どうしたんですか、切羽詰まった顔してますよ?」 京太郎(絶対に間に合わせてやる……!) ……公園 透華「遅いですわ……私との待ち合わせなのだから、一時間早く来るぐらいの甲斐性は見せて欲しいところですわね!」(プンスカ 透華「チョコは……うん、この気温なら溶ける心配なしですわね。――――クシュン!……フ、フフフ、京太郎の驚く顔が目に浮かびますわ!」(ニコニコ 現在の時刻……16時15分。 約束の時間まで…………あと四十五分。 京太郎「…………リーチ!」 梅田「リー棒は出さんでええぞ……その牌、ロンや!12000!!」 京太郎「ぐ、し、しまった……!」 南4局…… 親:梅田 ドラ:中 岸辺(なんでか知らねえけど、かなり焦ってんな。このままだと負ける可能性が高ぇ……。坊主の手は筒子の混一……待ちはたぶん1―4―7!勝負の内容はペアの収支……差し込みで一旦点数を平らにしてオーラスに賭ける――――!) 打:1筒 京太郎「…………!」 京太郎手牌:111234(5)6789p中中 大正「おどれ……!?」 岸辺(どうした、和了んねえのか坊主!) 京太郎「っ――――リーチ!!」 岸辺(なっ……バカヤローッ、意地張ってる場合か……!) 京太郎「確かに……もう時間も点棒の余裕もなくて、一秒でも早く、この対局を終わらせたいですけど……!」 京太郎「誰かに恵んでもらうような和了…………俺は、いらない!」 岸辺「……!」 赤木「ククッ……バカだな、京ちゃんは」 ヒロ「いやいや……」 原田「手本が悪すぎたからやろーが……」 京太郎「熱くっ、どこまでも真っ直ぐ……!それが、俺の……麻雀だっ――――!!」 梅田「……!?」 京太郎「……ツモ!!」 大正「こ、これって……」 111234(5)6789p中中中 京太郎「――――リーチ一発ツモ・中・混一・一通・ドラ3赤1……8000・16000」(ボッ…! 梅田「お、親っ被り……」 大正「ま……捲られた……」 京太郎「さあ……オーラスだ!」 ……そしてオーラス。 岸辺「ツモ……400・700。終わりだな」(ドヤァ 梅田「ぐおっ……ぐおっ……ぐお……!」 大正「じょうじじょじょじょーじじょぎぎぎぎ……!!」 京太郎「お、終わった……。そそそれじゃ俺、大事な用があるからもう行きますねっ……!?」 岸辺「あ、ああ、お疲れ……」 京太郎「岸辺さんも!赤木さん、ヒロさん、原田さん、さよなら!また今度!」 原田「あ、おい、急いでるならうちの者に送らせ……行っちまった」 ヒロ「約束の時間、聞いておいてあげればよかったですね……」 赤木「ククッ、まったくしょうがねえな……」 ヒロ「バイト代、今度持っていってあげないとなー」 ――16時55分 透華「まったく、京太郎ときたら。約束の時間の三十分前には到着するのが社会の常識という奴ですわよ!」 透華「ま、まあ、私、鬼ではありませんので時間ギリギリになっても怒るようなことはいたしませんが……。そ、それにしても遅いですわね……」 ―――17時07分 透華「私を待たせるなんて京太郎のくせに生意気ですわ!携帯にかけても留守番サービスにしか繋がりませんし……まったくもってあり得ませんわ!」 透華「うー……さ、さすがに少し寒くなってきましたわ。で、でも、まあ?もう十分ぐらいでしたら待ってあげないこともないですし、早く来いですわ京太郎!」 ――――17時39分 透華「………………まったく、遅すぎですわ。も、もしかして、事故かなにかに巻き込まれたのでは……ま、まあ、そんなはずないですわよね。もしそうだとすれば、今頃ハギヨシか一辺りが教えにきてくれてるでしょうし……。フ、フン、変な心配させるなんて許せませんわ!到着したら心の底からの謝罪を要求してあげます……!」 透華「本当に……どうして来てくださらないのですか、京太郎……。せっかく今日の日のために頑張ってチョコ、用意したのに……」 一「ねえ、ハギヨシさん、もうさ……」 ハギヨシ「帰宅を促したところで、お嬢様は聞き届けてくれないでしょう」 一「そりゃ、透華の頑固さはよく知ってるさ。でも、だからってさ……」 ハギヨシ「お嬢様が待つと決めてあそこにいる以上、私にできるのは、お嬢様と同じように必ず須賀さんは来ると信じることだけです……」 一「…………意外と融通が利かないなぁ、執事も」 ハギヨシ「はい。私、あくまで執事ですので」 一「あーもうっ、どこほっつき歩いてるのさ、須賀君は!」 ―――――17時52分 透華「きょ、今日はきっと都合が悪……かったのです、わ……。そ、そう、きっと外せない急用ができて……」(ジワ… 透華「わ、私ったら、すっかり舞い上がってて、そ……の、可能……性をまったく考えてなくて――――」(グシグシ 透華「――――――――ぅ……ふ、グス……」(ポロポロ 京太郎「い…………いた……っ、と、透華さ……ん!」 透華「――――京太郎……?」(グスン 京太郎「ゼヒッ……ゼヒッ……!ず……ず日ませんっ、こんなに遅く……なるとか――――ゼヒッ、げへっ、ガホッ……ォ、オエ……」(ドシャリ 透華「きょ、京太郎、大丈夫ですの?し、しっかりしてくださいまし……!」(オロサスオロサス 京太郎「エッホ……ウプ……と、透華さんの方こそ……ハァー……ハーッ……だ、ぃじょぶなんですか……?手……こんなに、冷たくなって……」(ギュ 透華「っ……だ……誰のせいだと思ってますの……?」 京太郎「一から……百まで、俺、のせいです……ゼー……ゼヒーッ」(ギュー 透華「そ、その通りですわっ……。あ、あんまりにも……遅い、から……私……私、もうここには来てくださらないかと―――」(ポロポロ 京太郎「わ、わっ、な、泣かないで、泣かないでください……」(オロオロ 透華「せっかくチョコを用意して待ってたのに、いつまで経っても京太郎は来ないし、だんだん寒くなってくるし、辺りも真っ暗で……気味悪かった……ですし……!」 京太郎「すみません……本当に……すみませんでした」(ダキッ 透華「ぅぅ……どうせどこかで麻雀でもしてたんでしょう……。そんなんじゃ、全然……グス……足りませんわ」(ギュー 京太郎「は、はい……」(ギューー 透華「……まだ、不十分です」(ギュギューー 京太郎「……はい」(ギュギュギュー 透華「京太郎……」(ジッ… 京太郎「ぅ…………ハ、ハイ――――」 一「んー……い、いちおー丸く収まった、のかな?」(テレ… ハギヨシ「お嬢様としてはそうなるかと」 一「でも、さすがに今回の須賀君のポカは看過できないものがあるよねー」 ハギヨシ「それについては、私も同意せざるを得ませんね」 一「あれ、ハギヨシさんにしては珍しく本音の窺える意見――――」 ハギヨシ「……ので、透華お嬢様が今度出席される立食パーティーに、須賀さんもエスコート役として参加していただくべきだと、大旦那様に具申してみようかと」 一「」 一(須賀君……君、どうやら一番本気にさせちゃいけない人を本気にさせちゃったみたいだよ……) 透華「…………京太郎」 京太郎「な……なんですか透華さん」 透華「――――私を泣かせた責任……ちゃんと取ってもらいますから。その……覚悟しておいてくださいまし!」 京太郎「ハ、ハハ……肝に命じておきます」 透華「………………そ、それはそれとしてきょ、京太郎、さ、さっきのをも、もう一度……ダ、ダメですか?」(テレテレ 京太郎「――――――――」 透華「そ、その、あ、味気なかったのでしたら、こ、ここにチョコもありますわよ……!?」 京太郎「お、落ち着いてください、なんか凄いこと口走ってますよ!?」 バレンタイン小ネタfinal 龍門渕透華編……カン!
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恒子「今日も来ました!ふくよかすこやかインハイレディオの時間です!」 恒子「司会は私!ふくよかじゃないスーパーアナウンサーこと福与恒子と!」 健夜「すこやかじゃない小鍛治健夜でお送りします。でも私健康なんだけど……」 恒子「細かいことは気にしなくてもいいんだよ!それより今日はアシスタントを呼んでるのでご紹介!」 健夜「ええと、戒能良子ちゃんの付き人をやってる須賀京太郎くんです。今日は急遽来てもらいました」 京太郎「今日はよろしくお願いします」 恒子「ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者をちゃん付けで呼ぶとは、流石プロ歴20年なだけあるね」 健夜「10年だよ!」 恒子「恒例のをやったところでお便りのコーナー!」 京太郎「本当に恒例だったんだこれ……」 京太郎「お便り読みますねー。RN嶺上界砲さんからですね」 『最近、幼馴染と疎遠です。 以前は別の方からもらったアドバイスでなんとかお話していい感じになれたのですが 最近、なんだか様子が変で・・・ もう先を越されちゃってたらと思うと悲しくて辛くて涙が出そうです。 どうすればいいんでしょうか?』 京太郎「だそうです。この人、この間は良子さんの番組で質問に答えてもらってましたね。お便りを呼んだ記憶があります」 恒子「つまり年齢的にも経験豊富そうなすこやんにより具体的なアドバイスを求めてるんだね!さぁすこやん!迷える若者に道を示さないと!」 健夜「えぇ!?」 健夜(どうしよう!?中学からずっと麻雀ばっかりやってて何もわからない!?)ワタワタ 健夜「えーとですね、あのー……」ダラダラ 恒子「あー、すこやん青春は麻雀に捧げちゃったんだもんね。そうすると具体的なアドバイスは無理か……」 健夜「ううう……」 京太郎「どうするんすかこれ……」 恒子「ここはスーパーアナウンサー福与恒子に任せなさい!」 恒子「と言っても私からは一言だけ、『好きにすればいい!!』」ドヤァ 恒子「どうしてもそれは君の勝手だ!」 健夜「そ、それはあんまりにも適当なんじゃ……」 恒子「シャラップ!」 健夜「うう……、京太郎くん、次行っちゃって……」 京太郎「あ、はい。次のお便りはRNメッシュはおかしくないさんからの――」 ――― ―― ― 恒子「おっつかれー!」 健夜「うん、お疲れ」 京太郎「お疲れ様です。俺、変なところとか無かったですか?」 健夜「全然大丈夫だったよ。本当に慣れてる感じだね」 恒子「ねー、いつもより進めやすかったよ」 京太郎「はは、ありがとうございます」 健夜「良子ちゃんはどんなかんじ?」 京太郎「どうって、いつも通りというか……」 健夜「それじゃあ伝言お願いしてもいい?」 京太郎「はぁ」 健夜「次の対局も楽しみにしてる、って伝えておいて」 京太郎「了解です」
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ざざーん…… 京太郎「どうしてこうなった!」 はやり「あ、京太郎くん!こっちだよー!」 京太郎「なんで俺ははやりさんと一緒に海に来てるんですかねぇ!?」 はやり「えー、細かいことは気にしないでここはおねーさんに任せなさいっ☆」 京太郎「あからさまにはぐらかされた……」 はやり「せっかく海に来たんだし、ほら泳ぎに行こっ?」グイグイ 京太郎「そんな急に引っ張らないでっ……!?」 京太郎「ぬわーっ!?」ドターン はやり「きゃあっ!?」 京太郎(痛ぇーっ!) はやり「ご、ごめんね京太郎くん。はやりが引っ張っちゃったから……」 はやり「で、でもとりあえずは早く起き上がって欲しいな……」 京太郎「へっ?」ポヨン 京太郎(勢い余ってはやりさんのおもちにダイブしてしまっていたー!?) 京太郎「すみませんっ!」バッ はやり「は、はは。引っ張ったはやりも悪いから、気にしないで///」 京太郎「はい……」 ――― ―― ― バシャバシャ 京太郎「ふー、海なんて来たの久しぶりとか言うレベルじゃないな……」 はやり「その割にはゆったりと楽しんでるよね☆」 京太郎「せっかく連れてきてもらったわけですし。まぁはしゃぐような年でも無いですしね」 はやり「ふぅ~ん」 京太郎「いやいや、なんですかその反応は」 はやり「いや、特に意味は無いんだっ……!?」 京太郎「はやりさんっ?」 はやり「あ、足つっちゃったっ!お、溺れちゃう!」バシャバシャ 京太郎「捕まってください!」テノバシ はやり「っ!届かないっ!」ゴポゴポ 京太郎「くっ!届けー!」 ガシッ 京太郎「よ、よかった……」 はやり「う、うーん」グッタリ 京太郎「早く浜まで運ばないと!」スルッ 京太郎「『スルッ』?」 ビキニ「ナガサレテルデー」 京太郎「Nooooooooooooo!?」バッ はやり「きょ、京太郎くん、助けてくれたの?」タユン はやり「って、えっ」メセンシタ はやり「っ///」 京太郎「いや、これは誤解ですから!手に持ってるのは流されたのを取っただけです!」 はやり「いやあああああああああああああああっ!」 バシーン 京太郎「誤解だ……」ゴポゴポ ――― ―― ― 京太郎「ふぅ。なんだかんだで夕方か。遊び疲れた……」 京太郎「シャワー室はどこだ……?」キョロキョロ 京太郎「お、ここかな。鍵もかかってないみたいだし空いてるとはラッキー!」 ガチャ はやり「~♪」 パタン 京太郎「いやいやいやいや」 京太郎「幻覚でも見てんのか俺は」 ガチャ はやり「って京太郎くんっ!?」 京太郎「いや、違うんですこれは!」 はやり「やっぱり年頃の男の子だし……」ブツブツ 京太郎「ほんとすみません!」 はやり「い、一緒に、浴びる……?///」 京太郎「へっ?」 はやり「ほ、ほらおいでよ!」 京太郎「うわあああああああああああああああ!?」 続かない。
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小ネタ お菓子食べる照と京太郎 照「京ちゃん、チョコとって」 京太郎「ほれ、あーん」 パク… 照「美味しい…もぐもぐ」 京太郎「なあ、照」 照「何?」 京太郎「なんで俺達、お菓子食べてイチャイチャしてるんだ?」 照「…迷ったから」 京太郎「だよな…義姉さん達を迎えに車の運転をお前に任せて、長野をでて…」 照「東京を目指してた」 京太郎「高速に乗ったところまでよかったよな」 照「そうだね」 京太郎「橋を渡った辺りに気が付くべきだったな…」 照「…フグ美味しかったよ?」 京太郎「そうだな、マンゴーも美味かった」 照「そろそろ東京だよ…たぶん」 京太郎「そうか…俺には標識に鹿児島って見えるぞ?」 照「…全部京ちゃんが悪い」 カン!
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――――喫茶店 京太郎「……いきなり実は本当の息子じゃないって言われてもな」 京太郎(朝起きて妙に深刻な顔してると思ったらいきなりカミングアウトとは) 京太郎(どうやら実の親が会いたいといってきたらしい) 京太郎(どんな顔して会えっていうんだよ……) はやり「あれ、京太郎くん?」 京太郎「はやりさん、どうもです。今日はどうしてこんなところに?」 はやり「うん、ちょっと用事でね。京太郎くんは?」 京太郎「俺も似たような感じです」 はやり「あ、こっちだよー!」 はやり父「おお、もう来ていたのか」 はやり「え、さっき連絡したよね?」 はやり父「いや、お前じゃないんだ。君だよ、京太郎」 京太郎「えっ、それじゃまさか……」 はやり父「そうだ、私が君の実の父親だ」 は京「「ええーっ!?」」 ―――― ―― ― はやり父「それじゃあせっかくだから、姉弟で中を深めてくれ」 はやり父「私はここで失礼する。代金は払っておくから気にしないでいいぞ」 カランコローンアリガトウゴザイマシター 京太郎「……」 はやり「……」 は京「「あの!」」 京太郎「あ、どうぞ先に……」 はやり「いやいや、京太郎くんこそ……」 京太郎「じ、じゃあお言葉に甘えて。ええと、はやりさん?それとも姉さんとかの方がいいのかな……」 はやり「なんだかこそばゆいし、いつも通りでいいよ」 京太郎「じゃあはやりさん、正直未だに状況が飲み込めてないですけどこの後どうしましょうか」 はやり「京太郎くん、意外と冷静だよね」 京太郎「いや、もう開き直ってるっていうか……」 はやり「ふふ、それじゃあお姉ちゃんがいいとこに案内しちゃおう!なんて」 京太郎「お願いします。姉さん。なんて」 はやり「よーし、そうと決まれば行くぞー!」 京太郎「は、はい!」 カン!
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京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」 京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」 京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」 京太郎「こうしてても始まらねぇし、とりあえず外に出るか」 京太郎「募金でもして暇潰しするか」 京太郎「えーと、確か募金センターは……」ピポパ 京太郎「救われない子供たちに愛の手を!!」 京太郎「わずかワンコインで50人もの尊い命が助かるんです!」 京太郎「もしあなた方に少しでも慈悲の心があるのなら、ご協力お願いします!!」 京太郎(……はぁ、やっぱ通行人から敬遠されてるなぁ) 京太郎(そりゃそうか。俺だって通行人の立場なら止まらないし) 京太郎(て言うかなんで俺こんなに必死になってんだ……) ?「………」 ゆみ「なぁ、君」 京太郎「?」 ゆみ「これ、少ないがちょっとは足しになるだろうか?」ジャラッ 京太郎「……!は、はい!勿論です!ありがとうございます!!」 ゆみ「ああ、それはいいんだが……募金にしては凄い気合いの入りようだな」 京太郎「そうですか?」 ゆみ「ひょっとして君の知り合いで募金が必要な方でもいるのか?」 京太郎「いえ、そういうわけではないんですけどね」 京太郎「ただ今もこの集めたお金を頼りにしてる子供たちが世界中に居るって知ったら……居てもたっても」ハハハ ゆみ「……そうか。優しいな君は」 ゆみ「その内君に良き事があらんことを祈るよ。それじゃ私はこれで」 京太郎「あ、ちょっと待ってください!」 ゆみ「ん?なんだ?」 京太郎「俺と、俺と一緒に募金活動しませんか!!」 ゆみ「………」 ゆみ「その、一応聞いておくがなぜだ?」 京太郎「なんだか分かんないけどピンときたんです」 京太郎「俺、貴方となら世界中の子供たちを救える……そんな気がして」 京太郎「自分でとんでもないこと言ってるって分かってますけど……これだけは言っておきたかったんです」 ゆみ「……はぁ」 ゆみ「気持ちは嬉しいがすまない」 京太郎「……そうですよね。すみません」 ゆみ「ああ、いや!嫌ってことじゃないんだ!ただ……」 ゆみ「部活に手間のかかる奴らがいてな…私が抜けるワケにはいかないんだ。本当にすまない」 京太郎「いえ。お気持ちだけで充分嬉しいです」 京太郎「募金、ありがとうございました」ニカッ ゆみ「こちらこそ、ありがとう。君には大事な事を教えられた気がしたよ」 ゆみ(こういう男子がまだ現代に存在していたとはな……) ――――― ―――― 京太郎「あんまり集まらなかったな……」 京太郎「まだ続けるか、それとももう諦めるかな」 京太郎「あーやめだやめだこんなん!世界の子供たちの前にまず俺が救われてねぇよ」 京太郎「俺も他人の心配より自分の心配しろってんだよ」 京太郎「そうと決まれば……この金でパチンコでも打ちに行くか」 ジャラララララララ ティウンティウン 京太郎「よーし、頼むぜ!」 京太郎「パチンコの神よ今だけ俺に力を!!」 京太郎「まっさかこんなボロ勝ちできるとはなー」 京太郎「えーと、ひぃふーみーの……しめて46万」 京太郎「ひょっとして俺って麻雀よりこっちの方が向いてたのかもなぁ」 京太郎「でも……へへ、でもこんだけあれば色々できるな」 京太郎「なにしよっかなー想像が膨らむぜ」ニヘラ 京太郎「ま、元手は募金の金なんだし寄付しかねーわな」 京太郎「こんだけありゃ100人くらい助かるだろ」 ―――――― ――――― 京太郎「寄付のお礼の手紙を大量に貰ったけど……」 京太郎「同じ紙切れでも金が手紙に変わるだけでこうも違うのか」ハァ 京太郎「……でも、感謝されるのっては気持ちいいな」 京太郎「さ、明日からまた頑張るか」 京太郎「んー、今日もいい天気だ」 京太郎「こういう日は絶好の釣り日和だな」 京太郎「よっしゃ待ってろよカピ、今日の晩飯は俺が釣ってきてやるよ」 キューイ!! 京太郎「おーし、一番乗り」 ?「……」 京太郎「……じゃなかったな」 京太郎(先客か……俺も結構早く来たつもりだったんだけどな。どんな人だろ)チラッ 誠子「せいっ」パシャァ 京太郎「お、おおーー!」 京太郎(あんなデケーブラックバス一振りで連れるもんかフツー!?) 誠子「ん?」 京太郎「すごいですね、まさにお見事!って感じで!」 誠子「そ、そうかな?そんなに大したことじゃないと思うけど……」 誠子「ところでその格好見るに君も釣りに来たんだろ?」 京太郎「はい。今夜の晩飯でも釣ろうかと」 誠子「なるほどね。釣りはどんぐらいやってるの?」 京太郎「気が向いたらやるぐらいで、そんなには」 誠子「へぇー……それじゃ、ちょっとやってみせてよ」 京太郎「いやいや!あんな凄いの見せられた後じゃ恥ずかしいですよ!」 誠子「いいからいいから、ほら」 京太郎(ど、どうしてこんなことに……) 京太郎(……でも女の子の前で、格好悪いとこは見せらんないな)ヒュッ 京太郎「よし、かかった!」 京太郎「こい!」グイッ カエル「ゲコッ」 京太郎「……」 誠子「ぷっ…!あははははは!!」 京太郎「~~~~!」ワナワナ 誠子「な、なんていうかあんまり上手くないんだね、君……ぶふっ」 京太郎(くっそ、最悪だぜ……) 京太郎「俺って釣りの才能無いんですね」ズーン 誠子「まぁまぁ、そんな落ち込まないで。私だって日によっては一匹も釣れない日もあるから」 誠子「もし良かったら釣りの初歩から教えてあげるよ?釣り仲間ができるのは嬉しいし」 京太郎(そう言ってもらえるのはありがたいけどまた恥かくのはなぁ……) 京太郎(どうしよっかな……) 京太郎「是非ともお願いします!というか弟子にしてください!!」 誠子「で、弟子はちょっと困るけど…私が教えられる範囲なら教えるよ」 京太郎「よろしくお願いします師匠!」 誠子「師匠……ま、まぁいいや」 誠子「まず、釣りって言うのは色々な釣り方から竿やオモリによって釣れる魚が変わってくるんだけど……」 京太郎「すいません難しいことは後で、とりあえず釣り方教えてくださいよ師匠」 誠子「いや待て。これ初歩中の初歩だぞ?」 京太郎「だって、釣りってもっと頭をからっぽにしてからするんじゃないですか?」 誠子「はぁ……ダメだ。君は何も分かっていない」 誠子「釣り方の前に知識と情報を知っておくことが釣りに何よりのアドバンテージなんだ」 誠子「それをこれから君に教えてあげよう」クドクド 京太郎(な、なんだか面倒くさいことになったな……) ――――――― ―――――― 誠子「――というワケだ」 京太郎(やっと終わった……まさか一時間も話されるとは) 誠子「じゃあ、今からもう一回やってみて。今の話聞いてたならちょっとは変わってると思うから」 京太郎「は、はい」 京太郎(今度こそ!)ヒュッ 京太郎「な、なんかスゲーでかいの来てます!」 誠子「ホント!?とりあえず力負けしないように、すばやく引っ張って!」 京太郎「重……っ!!ぬおおおおおおお!!」グイッ 京太郎「どうですか師匠!?俺超大物釣りあげましたよ!」 誠子「……90.5って…なんだこれ」 京太郎「師匠?」 誠子「こ……こんな大きさの虹鱒見たことが無い」 京太郎「マジですか?よっしゃー!!」 誠子「凄いな君……さっきの話聞いただけでここまで成長するなんて」 京太郎「そんな、たまたまですよ」ハハ 誠子「釣りにたまたまは無いよ」 誠子「だからひょっとして……」 誠子「私の技術と知識を全て君に叩き込んだら、君は歴代史上最高の釣り師になれるかもしれない」 京太郎「えっ」 京太郎(あ、あれ?もしかしてこれ俺って釣りの才能あったってオチなのか?) 京太郎(と言うか昨日のパチンコといい……変な才能ばっか開花していってる気がするんだけど) 誠子「釣りにたまたまは無いよ」 誠子「だからひょっとして……」 誠子「私の技術と知識を全て君に叩き込んだら、君は歴代史上最高の釣り師になれるかもしれない」 ――――――― ―――――― 京太郎「……歴代史上最高の釣り人、か」 京太郎「そう言えば今日も亦野さん居るって言ってたっけ」 京太郎「今日はどうしようかな」 京太郎「最近身体動かしてなかったしな、サッカーでもするか」 京太郎「けど、人数集まらないとできねーし簡単に集まらないよなぁ……」 京太郎「どっかのチームの入団テストでも受けてみるか」ピポパ 京太郎「すいませーん、入団希望の須賀京太郎です」 責任者「入団希望の方ですね」 責任者「あちらで入団テストが行われているので、そちらの方へ向かってください」 京太郎「は、はい」 京太郎(緊張するなー、上手くいけばいいけど)ドキドキ ゴウカク~ 京太郎「うっし!これで今日から俺もこのクラブの一員だ」 シアイノ アルヒハ クルンダゾ 京太郎「はい!よろしくお願いします!」 ―――――― 京太郎「よかったよかった、これで金出してくれた母さんに顔向けできる」 京太郎「咲たちにもこのこと……」 京太郎「………」 京太郎(ふと思ったけど、入団テストに合格したってことは俺サッカー部の方でもやっていけるんじゃないか?) 京太郎(いやいや、でも俺も咲たちと一緒に……麻雀部でインターハイに……) 京太郎(けど荷物持ちだけとして行くぐらいなら、他の手を選ぶのも……) 京太郎「部長」 久「ん?どうしたの須賀くん」 京太郎「俺フィッシング部に入るんで麻雀部やめます」 久「……えっ」 優希「じぇ!?」 和「あの、急にどうしたんですか須賀くん?」 京太郎「俺は麻雀よりも釣りに生きることを決めたんだよ」 咲「ちょ、ちょっと京ちゃん!私そんなの一言も……」 まこ「京太郎お前さん本気で言うとるんか?」 京太郎「本気です。もう決めましたんで曲げません」 久「……掛け持ちって形にはできないのかしら?」 京太郎「そんな中途半端な事できませんよ。極めるんなら一つの事に集中したいんです」 優希「コラー!そんな勝手なことはムグッ」 京太郎「いいですよね?部長」 ハーナーセー!!イヌー!! 久「………」ハァ 久「そこまで言うなら…分かったわ。退部届はこっちで書いておくから」 京太郎「今までお世話になりました」 京太郎「ここがフィッシング部か……」 京太郎「ウチのフィッシング部は毎年地区大会初戦敗退の弱小校らしいけど」 京太郎「できることなら、俺が全国まで連れて行ってやりたいな」 京太郎(部員の人たちみんないい人だと尚更いいけど………よし!) 京太郎「すいませーん!入部希望者なんですけどー」ガラッ 智美「ワハハ、入部希望者が来たぞー」 やえ「嘘をつくな。こんな弱小部に誰が………ってホントじゃないか!」 誠子「き、君は!?」 京太郎「亦野さん!」 智美「なんだー?二人とも知り合いか?」 誠子「はい、一度だけですけど釣りをしたことがあって……」 智美「そうかー、でも嬉しいな。もう新入部員は見込めないと思ってたからなー」 京太郎(待てよ。この人もよく見たら鶴賀の……) 智美「ウチは毎度の如く地区大会一回戦敗けの弱小校だけど、今回は二回戦までは行きたいな」 やえ「ああ、今度こそお見せしよう!王者の釣り筋を!」 亦野「先輩たち今年で最後のインハイですもんね」 京太郎(最後のインターハイ……それじゃあこの2人は3年生なのか) 京太郎(なら、尚更全国まで勝たせてあげたいな) 京太郎「先輩、新入りが生意気言いますけど二回戦と言わずもっと先まで行きましょうよ」 智美「え?」 京太郎「俺には全国制覇。これしか見えてませんから」 智美「ワハハ、今日から地区大会だー」 やえ「ああ、楽しみ過ぎて眠れなかったぞ」 京太郎「凄い自信ですね。怖くないんですか?」 やえ「ま、まぁな!王者は常に余裕を持ってるものだ」 やえ(怖いに決まってるじゃない……) 智美「大丈夫だー……今回は誠子と京太郎がいるからな」 智美「悲願の一回戦突破、成し遂げるぞー!」 オオーッ!! 京太郎「あ、あぶねー……」 京太郎(……地区大会一回戦でこのレベルかよ、自信無くしそうだぜ) 誠子「凄いじゃないか京太郎!」 京太郎「へ?」 やえ「まさか…ホントにあ、あの龍門渕を倒したのか!?」 京太郎「えーと、今の相手ってそんなに凄いトコだったんですか?」 智美「今お前が倒した龍門渕は去年の長野代表で全国ベスト8だぞー」 京太郎「マジ!?」 やえ「こ、これは……ひょっとしたら今年は本当にイケるかもしれない」 京太郎(そうして俺達は破竹の勢いで決勝まで勝ち進んだ) 智美「ワハハー……まさかホントに全国へ連れて行ってくれるとはな」 やえ「ふ、ふん!感謝とか別にしないからな」 京太郎「そんな、みんなの実力のおかげですよ。それに……闘いはまだまだこれからだ」 誠子「ああ、そうだな」 やえ「……全国では"竿に愛された子"も出てくる。簡単には行かないぞ」 京太郎「関係ありませんよ」 京太郎「邪魔する奴は全員、ぶっ倒してやりましょう」ゴッ 『それでは第171回、全国高校釣り選手権を開催致します』 智美「ワハハー、一回戦突破だー」 やえ「全く持って余裕だったな。肩慣らしにもならない」 京太郎(出番なかった……) 誠子(こ、これが3年ブーストか……すごいな、あの小走先輩が無双するなんて) やえ「お前ら!この調子で次もサクッと勝つぞ!」 京太郎(先輩達が覚醒し、そうして俺達は破竹の勢いで決勝まで勝ち進んだ) 京太郎(そしていよいよ決勝戦まで来た……) ――――― ―――― やえ「次の部長は誠子に任せるよ」 誠子「ええっ!?私ですか?」 智子「ワハハー、当然だろー。最年長なんだから」 誠子「でも、私より京太郎の方が……」 京太郎「いやいや。俺は部長とかそういう柄じゃないんで」ハハ 京太郎「ってか先輩たち卒業式の時間大丈夫なんですか?」 智美「そうだなー、そろそろ行かなきゃだな」 やえ「ああ」 やえ「春季大会で無様な真似したら承知しないかんな!」 智美「確かに渡したからな。しっかり頼むぞー」 京太郎 誠子「はい!」 京太郎「それじゃ、俺達も行きましょうか先輩」 誠子「………」 京太郎「先輩?」 誠子「京太郎、私さ……全国優勝したらずっと言おうと思ってたんだ」 京太郎「何をですか?」 誠子「京太郎……その」 誠子「一緒に世界を目指さないか?」 京太郎「……世界?」 誠子「ああ。お前となら、世界で通用するって私は確信してるんだ」 京太郎「買い被りですよ、俺はそんな器の人間じゃありません……けど」 京太郎「世界を相手に闘うっていうのはちょっとワクワクしますね」 誠子「なら……!」 京太郎「俺でよければ、お供しますよ」 誠子「……ありがとう。京太郎が隣に居るなら、私は何も怖くないよ」 京太郎「俺の方こそ、あの時誠子さんと会ってなかったら今の俺はいませんでした」 京太郎「ホントに感謝していますよ」 誠子「……お、おう」テレッ 誠子(何照れてんだ私……らしくないな) 京太郎「さて、と!じゃ早速世界相手に戦うためにひと釣り行きますか」 誠子「え?先輩たちの卒業式出席しないのか?」 京太郎「ほら、早くしないと。魚は待ってくれませんよー」 誠子「……」 誠子「ああ……そうだな!」 缶
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番外編 玄とおもち談義 玄「京君は誰のおもちが一番だと思うのですか?」 京太郎「おもちに優劣をつけれませんよ」 玄「うぅ…それでも大きいおもちは小さいおもちには勝て…」 京太郎「おっとそこまで。それ以上言うと悪霊に呑まれたり、嶺上地獄にあったり、海底に沈められますよ?」 玄「な、何を言ってるんですか!そんなオカルト…」 京太郎「それは和の特権です。全く…あえて一番をつけるなら心当たりが一人だけいます」 玄「だ、誰ですか?お姉ちゃんとかかな?」 京太郎「はぁ…宥さんじゃないですよ」 玄「なら和ちゃんだ!」 京太郎「違います」 玄「うぅ…解らないよ」 京太郎「……玄さんですよ」 玄「えっ?」 京太郎「俺は玄さんのおもちが一番だと思います…てかぶっちゃけ玄さんが好きです」 玄「えっ、えっえーーー!」 玄「わ、私なんかお姉ちゃんみたいに優しくないし、灼ちゃんみたいにしっかりしていないし、憧ちゃん見たいに気くばりできないような女だよ?」 京太郎「関係ないですよ、側に居て一番心が落ち着くのが玄さんだったんです…」 玄「うぅ…わ、私も京君の事が…その、す、好きだよ」カァァ… 京太郎「あ、ありがとうございます」カァァ… 玄「でも、一番のおもちはお姉ちゃんだと思うんだよね」ドヤぁ カン!